ごあいさつ

第22回日本医療保育学会 総会・学術集会 開催にあたって

 

 このたび、第22回日本医療保育学会 総会・学術集会を、2018年6月23日(土)~24日(日)に関東ブロックにおいて開催することになり、私が会頭の大役をお引き受けすることになりました。

 1997年に第1回全国病棟保母研究会の開催をもって発足した日本医療保育学会は、2018年度より一般社団法人に移行する予定です。節目の年に開催できることに喜びと緊張感をもって、都内に勤務する保育士を中心とした実行委員が皆様をお迎えする準備を進めています。

 今回のテーマは『チーム医療保育』の実現に向けて ~子どもたちの輝きのため 私にできること~としました。このテーマを考えるにあたり、これまでの学術集会のテーマをさかのぼってみました。まず基本に立ち返ろうとした第19回学術集会、次いでより多くの人に医療保育を知ってもらおうとした第20回学術集会、そして保育士がもっと力を発揮できるのではないかと投げかけられたのが第21回学術集会でした。こうした流れの中、病院は子どもにとって最適な生活の場であるべきであり、ひいては生活の場で医療を受けられる環境が整うとよりよいのではないかと考えました。そのためには、病院で生活している子どもたちを支える、保育士をはじめとする様々な職種のスタッフが一緒に関わるべきと考え、このことを『チーム医療保育』と表することにしました。

 そこで、『チーム医療保育』について基調講演やシンポジウムなどを通して考えていくとともに、教育講演や6つのワークショップ、一般演題発表で知見を広められるように企画しました。加えて、市民公開講座でこれまで医療保育にご縁のなかった方々にも知っていただく機会になればと考えています。

 

 東京は、2020年のオリンピック開催に向けて街中が変わりつつあります。一段と魅力多い街になりましたが、ご堪能いただくのは学術集会後のお楽しみにしていただき、皆様のご参加をお待ちしております。

 

 第22回日本医療保育学会 総会・学術集会 会頭  林 典子
(帝京平成大学現代ライフ学部児童学科 講師)